❄️ 冬は体調を崩しやすい季節です

― インフルエンザや感染症から身を守るために ―

こんにちは。
冬になると「なんだか体がだるい」「最近、風邪っぽい」など、体調が安定しにくい方が増えてきます。
これは気温・湿度の変化により、ウイルスが広がりやすく、体も疲れやすい季節になるためです。

特に高齢の方や持病のある方は、インフルエンザにかかると重症化しやすく、早めの対策がとても大切です。
ここでは、日々の生活でできる簡単な予防方法をまとめました。


🧤 1.手洗い・手指消毒はとても大切です

手洗いは、 一番効果がある予防方法 と言われています。
帰宅後、食事の前、トイレの後は必ず手を洗いましょう。

  • 石けんで30秒、指の間・爪・手首も丁寧に
  • 外出が少なくても、室内にあるウイルスを減らすためにこまめに

手が荒れやすい方は、保湿クリームの併用もおすすめです。


🍃 2.お部屋の換気でウイルスを追い出しましょう

冬は窓を開けるのがつらい季節ですが、
1時間に5〜10分だけでも換気すると、空気の入れ替えができウイルスがたまりません。

  • 短時間で何回か換気する
  • 換気扇やサーキュレーターとの併用も効果的

寒さが気になる場合は、厚着やひざ掛けを使って工夫しましょう。


💧 3.乾燥は大敵!湿度40〜60%を意識しましょう

湿度が低いと、ウイルスが空気中で長く漂いやすくなります。
加湿器があれば弱めに運転し、
ない場合は 濡れタオルの室内干し でも効果があります。

喉が乾燥しているとウイルスが入りやすくなるため、
小まめな水分補給も大切です。


🌀 4.体調の変化に気づいたら、早めに連絡を

インフルエンザは、
熱・咳・喉の痛み・寒気・だるさ などが急に出ることがあります。

「いつもより元気がないな…」
「少しゾクゾクする」

そんな小さな変化でも、早めに訪問看護へご連絡ください。
早く気づくことで、重症化を防ぐことにつながります。

ご家族に体調不良が出た場合も、遠慮なくお知らせください。


💉 5.予防接種は重症化を防ぐ“お守り”です

インフルエンザワクチンは、
「かからないようにする」だけでなく、
かかったときに重くならないようにする効果 があります。

効果は接種後2週間ほどで出てきますので、
まだの方は早めに接種を検討してみてください。


❄️ 冬は体にとって負担の多い季節です

寒さ・乾燥・気圧の変化によって、
体は思っている以上にストレスを受けています。

  • 疲れやすい
  • 眠りが浅い
  • 食欲が落ちる
  • 痛みが強くなる

こうした変化が出るのも珍しくありません。

「無理をしないこと」
「少しでも変だと思ったら相談すること」

この2つが、とても大切です。


🌸 最後に

私たち訪問看護は、皆さまが安心して冬を過ごせるように
体調管理のお手伝いをしています。

何か気になることがあれば、どんな小さなことでも構いませんので
お気軽にご相談ください。

どうか暖かくしてお過ごしくださいね。

愛の手訪問看護ステーション 看護師 鷲尾 拓也