❄️ 乾燥がつらい季節です
― 喉・皮膚・唇を守るための冬の簡単ケア ―
冬になると、「喉がイガイガする」「皮膚がかゆい」「唇がすぐ割れる」など、乾燥によるトラブルがとても増えます。
乾燥は放っておくと、痛み・眠れない・感染しやすいなど、生活に大きく影響します。
ここでは、今日からできる 簡単な乾燥対策 と、訪問看護がどんなサポートをしているのかを分かりやすくまとめました。
🗣 1.喉の乾燥を防ぐ方法
喉が乾燥すると、風邪やインフルエンザにかかりやすくなります。
「少し乾いてるな」と感じた時点で対策することが大切です。
✔ 小まめな水分補給
一度にたくさんではなく、少しずつ何回も がポイント。
お茶・白湯・スープなど、自分の飲みやすいものでOK。
✔ 加湿で室内の湿度をキープ
理想は 40〜60%。
加湿器がない場合は
- 濡れタオルを部屋に干す
- 洗濯物を室内に干す
などでも大きな効果があります。
✔ マスクで喉を守る
外出時だけでなく、就寝時に「ゆるめのマスク」をすると喉の乾燥を防げます。
息がしづらい方は控えめに。
✔ 乾燥が強い日は、声の出しすぎに注意
大きな声、長電話、歌、長時間のおしゃべりは喉に負担がかかります。
🧴 2.皮膚の乾燥をやわらげる方法
冬は皮脂が減り、肌がかゆくなりやすい季節です。
かゆみを我慢できずにかく → 皮膚が傷つく → さらにかゆくなる、という悪循環が起きやすくなります。
✔ 入浴後の「保湿」が特に大事
お風呂あがりは肌が一番乾きやすい時間。
5分以内に保湿剤を塗ると効果が大きいです。
ローション → 乳液 → クリームの順でしっとり度が上がるので、
乾燥が強い方はクリームを選ぶと良いです。
✔ かゆみ対策には “ぬるめのお湯”
熱いお湯は肌をさらに乾燥させます。
38〜40℃のぬるめのお湯がおすすめ。
✔ 室内暖房は「風が直接当たらないように」
エアコン・ストーブの温風が当たると、一気に乾燥します。
風向きを変えたり、部屋の空気を循環させましょう。
👄 3.唇の乾燥・ひび割れの対策
唇は皮脂がほとんどなく、すぐに乾燥してしまいます。
ひび割れは痛みの原因になり、食事もしにくくなります。
✔ リップクリームは「こまめに」
1日1〜2回では足りません。
乾いてきた時点で少量をこまめに つけましょう。
✔ 舌でなめるのは逆効果
一瞬うるおったように感じますが、すぐに水分が蒸発し、余計に乾きます。
✔ ひび割れが痛むときの応急ケア
ワセリンを薄く塗ると、唇の表面を保護してくれます。
🤝 4.訪問看護でできるサポート
乾燥対策は「自分だけで完璧にやる」のは大変です。
訪問看護では、日常の中でできる工夫を一緒に確認しながら、以下のようなサポートを行っています。
✔ 喉の状態チェック
声のかすれ・咳・痰の状態・水分量などを確認。
✔ 皮膚の状態を見て、ケアを提案
保湿のタイミング、塗り方、部屋の環境調整など、その人に合ったケアをお伝えします。
✔ 唇の傷・ひび割れの観察
悪化している場合は、医師へ相談が必要かどうかも判断します。
✔ 生活の中の「乾燥ポイント」を一緒に改善
暖房の使い方、湿度の調整、入浴方法などを、利用者さんの生活に合わせてサポート。
🌸 最後に
乾燥は“冬のちょっとした不快感”だと思われがちですが、
喉の痛み、かゆみ、眠れない、感染しやすいなど、意外と大きな影響があります。
今日できる小さな対策が、
冬を快適に過ごすための大きな助けになります。
気になる症状があれば、遠慮なく訪問看護へご相談くださいね。

愛の手訪問看護ステーション 看護師 鷲尾 拓也

